いろいろもんだいごちゃまぜ

映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止など一連の動きに対し、10日、ジャーナリストや映画監督らが抗議の意を表す記者会見を東京都内で開き、「まず上映し、それから議論を」などと訴えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
またこの話題ですが、ニュースで見る限り、抗議の矛先はやっぱり政治的圧力をかけた国会議員と、上映中止を決めた映画館に向いてるみたいで、右翼の話は出てきません。ふしぎ。
そしたらこんな話も出てきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」をめぐり、映画の中心的な登場人物で、高知県内に住む刀匠(90)が「思っていたのと違う趣旨で映画が作られていて、『靖国問題』に巻き込まれてしまった」と話し、出演場面の削除などを希望した。
今回の映画について、刀匠は「靖国刀の伝統技術や美術品としての価値を後世に伝えてくれるものだと思っていた。『靖国問題』と結びつけるものだとは、まさか思っていなかった」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これけっこう重大な問題ですな。ニュースによると、監督は靖国刀の伝統を守りたいという趣旨で撮影を申し込んできて、できあがった映像では靖国問題のひとつの象徴のように扱われている。これでは趣旨が違う、ということらしい。刀匠は映像と名前の削除を求めたが、監督側からはなんの返事もない、という。
映像自体は真実でも、その扱い方次第で、そこにいろんな意味を持たせることができる。本人が望まないような意味を付与されてしまったら、それはかなりの苦痛だと思う。これもっと大きく取り上げるべきなんじゃ?
いずれにしても、靖国問題って、イメージではわかっているつもりでも、一般の日本人は靖国自体についてあまり知らないし、そこでどんなことが起きていて、何が問題になっているのか、きちんとわかっている人は少ないと思う。
その一端を示したという意味では意義のある映画なんだろうけど、逆に政府が予算出して、それこそ政治的思想的偏りのない、靖国に関する完全中立啓蒙映画を作って、広く一般に靖国問題を考えてもらうようなきっかけを作ればいいのに。